有限会社 大林吉田建築

日本の文化「木造建築の伝統工法」を次世代へ|山形県山形市飯塚|有限会社 大林吉田建築

有限会社 大林吉田建築  世代を越えて愛着を持たれる「家」づくり

国家資格である「生産専攻建築士」を取得したプロがご相談に応じます。建築の新・増・改築、リフォームなどおまかせください。

専攻建築士って何?

後悔しない家づくり実践研究会

ずっと固定金利の安心「フラット35」

建設業・許可票 般18第100596号
有限会社 大林吉田建築
山形県山形市飯塚527-3
TEL.023-644-2238

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大林吉田建築のこころ

物つくる技は祭りのこころ

ものを創り出すことの苦しみ、成就したときの喜び。これは人として永遠にして不偏の感情。
そして、大工仕事は、あらゆる職種の総合芸術といっても過言ではありません。
創造するという素朴な喜びは、この大自然の生命に感謝の念として祭られていきます。

世代を超えて愛着を持たれる「家」つくり

 家は重要な人生の舞台であり、安らぎであり、歴史でもあります。
  家のなかでは様々な喜び、悲しみ、くつろぎ、団欒といったドラマが営まれ、次の世代もそこで生活するというスパンの長い生活の器と申せましょう。
  建築は、年数とともに存在意味も変化し、しかもそこに住む人々と時間や空間を共有しながら成長していくものです。単なる生活するだけの器という意識から、家の成長も楽しめる余裕ある実感。そういう建築がいい建築といえるのではないでしょうか。
  日本建築の美点は、家族構成やライフスタイルの変化に柔軟に対応できる空間利用のうまさにあり、家も生きているという思想から四季に対する素材、徹底した無駄を排した工法にも現われています。
  そのように日本の建築はもともと、今風にいえば地球に優しい建築思想で世界に通用する立派なものだったのです。

  環境はなんとか守らなくてはならない、そう考えながらも何らかの形で環境改変に手をかしてきたのも事実です。それ故に、せめて自然のなかに溶け込むような、何年も何十年も前からそこにあったような、たたずまいを感じられるような家を造ること。
  環境を守るということのひとつは、そのようなものではないかと考えています。

研ぎ澄まされる伝統工法

 技術は机の上で学ぶものでなく、むしろ師弟という人間関係のなかから伝えられるものだと考えています。
  先人が汗と涙で築いた技術の数々を、現代建築に花開かせるのが私たちの使命。
  仕事をする先輩の後姿から学びとり、より豊かな人間としての生き方、その形成を目指し、日々の精進はその原動力です。

見えないところに生かされる智恵と経験

 私たちのくらしは、先人たちが膨大な時間と思索を重ね、試行錯誤の繰返しのうえに築かれた文化によって支えられています。戦後の一時期、西欧文化一辺倒という時代があり、科学万能・合理性追求思想が価値観の主流をなすものでした。しかし環境問題が人類にとって避けて通れない問題となってきた今日、改めて食生活を含む日本文化が見直され脚光を浴びるという時代になってきました。

  日本の建築文化を継承する大林吉田建築は、日本人の暮らしにとって一番いい「住まい」を考え、一番大事な見えないところに技術の粋を凝らし、現代建築に生かしています。

林の中に建物をイメージする

 林には不思議な気が充ちていて、けしておろそかにできない敬虔な気持ちになるものです。建築素材に謙虚さをもって接することはその素材に対する礼儀。
  家を建てる場合、敷地環境がもともと持っている美しさを損ずることのないような気配りが要求されます。
  そして使用目的にふさわしく、建物ができることによって新たに現れる微小気候も、考えておかなければならない大切な事柄。
  設計者の意図を、豊かな経験とイマジネーションを駆使し、図面から読み取り、建築環境も考慮に入れ、山に生い茂る木々のなかから樹齢、性格を見ながら最上な材料を選抜していきます。

  大林吉田建築の仕事は、いつも共通の創作理念で連作のかたちとなっています。

木材は時代を語りかける

 昔の大工さんはきちんとした間尺をとっていたわけではないようで、今なら柱の芯から芯までの寸法と統一されているけれども、古い建てものを見ると面の内内とか、現場にあわせて造られたふしがある。そのような工法は複雑な計算が要求され、また豊富な経験も必要となってくるわけです。なかでも感心したのは、北側は湿り気が多く、水を使う場所も多いので土台には栗材を使っているんですね。これは白アリから家を守る最良の方法で、端的な例だと土台の栗材だけ残り上の松材が全部喰われてしまったという話しもあって、材料の吟味には絶対手は抜けません。

  建築工材の成長日誌(年輪)は建物の寿命の大事な目安、百年前後であれば、その年数分は十分働けるということですね。百年の建築資材を使って五十年しかもたない建築では自然サイクルを壊してしまいます。使わせていただく木材にも適材適所というものがあって、人間と全く同じだなとつくづく思うことがあります。


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