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”家を建てる”ということは 人生の一大イベントだからこそ後悔や失敗はしてほしくない。
だからこそ 知っ得!
- どのような”工法”(建て方)で建てるのか?
- どのような材料・建材を使うのか?
- 実際にどのような建物を建てるのか?
- 見積りにはどこまで見られているか?
上記のことは 必要最低限 知っ得!
- どのような”工法”(建て方)で建てるのか?
現在 ”工法”(建て方)は、様々ある。
在来工法 ・2×4工法 ・壁式工法 ・パネル工法など何十種類もある。
自分が依頼する工務店は、どのような”工法”(建て方)で建てるのか、その工法の利点欠点を知っておく必要があります。
- どのような材料・建材を使うのか?
材料・建材と言っても建築に関する材料・建材は、数知れずあります。
予算にも直接関係しますので打ち合わせが必要です。
- 実際にどのような建物を建てるのか?
実際に建てているところを、”見る”ということが大切です。
できることなら、建て方・造作・仕上げ・完成までの工程を、見学できれば良いでしょう。
- 見積りにはどこまで見られているか?
”見積り”は、一番重要なところです。厳密な打合せが必要です。
建築の式典
日がのぼり夜が空け、春・夏・秋・冬 人智を超えた偉大な営みに生の喜びを祈り、建築という仕事をする、そしてりっぱな建築が出来上がる。
古き諺に『居は気を移す』とあります。意味は良い家に住めば人々の心を温厚にし、健康で幸福になれるという。敬虔な心のこめられてできた家に住めば、これまた当然のことと申せましょう。
- 地曳の礼式(じびきのれいしき) [地鎮祭]
天と大地を司る神々に、工事の安全・施主の繁栄・諸願満足の守護を祀る儀式。
- 竜伏の礼式(りゅうふくのれいしき)
建てる家が安らかであるように、地の竜に対して礼をつくす儀式。
- 欽始の礼式(きんしのれいしき)
木材の切り出し加工を開始するにあたり、材料に感謝のこころをこめる儀式です。
- 清鉋の礼式(せいほうのれいしき)
加工しおわった木材を神聖なものに清める儀式。
- 主柱の礼式(しゅちゅうのれいしき)
いよいよ家の中心となる主柱を建て、これまでの無事に感謝しつつ、さらにこれからの工事の無事安全を祈願する儀式。
- 上棟の礼式(じょうとうのれいしき) [上棟式]
支柱を組み上げ、だいたいの形が整い、屋根がふかれて家としての体裁が一応整い、一段落を迎えることのできた感謝と、とどこおりなく工事が進むよう祈願する儀式です。
- 家移の礼式(かいのれいしき) [竣工式]
宅地の邪気を祓い、施主の益々の繁栄を祈り、工事関係者一同による無事の完成と、感謝のこころと喜びをささげる締めくくりの儀式です。
たくさんの行事・儀式の連続のように思えますが、1~7まで、それぞれの節目に、注意しなければならないこと、これだけは守らなくてはならない事柄を、工事に関係する熟練工から初心の工人まで確認できるという、実に合理的な方法だったといえます。
[ ]の部分は、現在、主に行われている行事で、途中省かれているとはいえ、その心は残されています。
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